【18世紀の女性の名前から】
マドレーヌの起源は、女性の名前に由来しています。
18世紀、元ポーランドの王様の宮廷でパーティーが開かれた際、
パティシエがケンカで帰ってしまい、その時メイドとして働いていたマドレーヌが
変わりにホタテの焼き型で、得意の焼き菓子を作って出したところ、
王様にも気に入られ、名前を取ってマドレーヌと呼ばれるように。
その後、フランス王に嫁いだ娘にマドレーヌを届けたところ、その地でも好評となり
パリからフランス全土へと広まりました。
アン・スリールのマドレーヌには、澄ましバターを使います。
時間をかけて溶かされたバターは美味しさが凝縮された、上澄みの部分のみを贅沢に使い、
昔ながらの製法で焼き上げることで、しっとり、ふんわり、体に優しいお菓子になりました。
フィナンシェ同様、ギフトやお土産に喜ばれています。